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担当衛生士の役割

歯科治療において特に重要な役割を担うのが歯科衛生士です。
松崎ファミリー歯科矯正歯科では5名の歯科衛生士が勤務しています。歯科衛生士とは歯科衛生士法に基づき国家資格が与えられている歯科医療専門職です。

歯科衛生士の業務として、日本では、歯科予防処置、歯科保健指導、歯科診療補助の診療室内での仕事が中心ですが、最初に歯科衛生士が誕生した米国では、ウィルキンスの歯科衛生士教科書(約50%の衛生士学校で使われている2004年松崎ファミリー歯科矯正歯科のスタッフが中心となり翻訳し、全国歯科衛生士教育協議会の監修を受けて医歯薬出版から出版された)にもあるように6つの重要な役割があります。

  1. 臨床家(clinician)
    口腔疾患の予防、介入および抑制に関する処置を評価、診断、計画、実行して、事後評価を歯科医師、歯科技工士を交えて行う。
  2. 教育者、ヘルスプロモーター(educator , health promoter)
    教育的な理論と方法論とを用いて、健康状態に必要なものを分析し、健康増進の方策に発展させ実施し、人々の口腔の健康状態の獲得や維持のために行動する。
  3. 患者さんの立場に立脚した代弁者(consumer advocate)
    現在の健康問題と利用可能なデータを提示し、同時に問題の解決とケア手段の改善を図るために、行政機関(保健所等)、他の組織に影響を与える。
  4. 管理者、マネージャー(administrator , manager)
    他の衛生士と協同して、目的を伝え、活用するデータを特定してうまく実行に移し、健康、教育、あるいはヘルスケアに関する計画を評価し、修正を図る。
  5. 生活習慣の変革者(change agent)
    口腔内健康の阻害要因を分析する。口腔内健康をもたらすための方法を立案する。計画を実行し、個人、家族あるいは地域の健康増進計画の結果を評価する。そして、一人ひとりのライフスタイル(生活習慣)の変容を推進する。
  6. 研究者(researcher)
    適切な治療法、教育法を研究するために、科学的な方法を用いる。研究結果を説明し応用して、問題を解決する。

(Clinical Practice of the Dental Hygienist 9th edition)

この仕事は、これからの歯科衛生士の重要な使命です。松崎ファミリー歯科矯正歯科では、患者さんごとに担当の歯科衛生士がつき、基礎情報(問診、検査データ)を基に担当歯科医師とともに歯科治療計画、予防計画の立案を行います。予防のための治療としてPMTC(歯のクリーニング)やSRP(歯石除去)などを行いながら長期的に口腔内の管理を行います。また、患者さんとのコミュニケーションを通じて様々な情報を取り入れ、歯科医師へフィードバックするなど歯科チーム医療の重要な役割を担っています。

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