 |
乳児〜5才児の歯の健康 |
乳児(6ヶ月〜1才半頃)のむし歯予防 |
 |
  |
生後6〜7ヶ月で下の前歯が生え始めます。この時期は歯を磨く事より
も、お口を開けたり歯ブラシの感触に慣れることを目標に遊び感覚でお 母さん磨きを始めましょう。むし歯菌は大人の口から感染します。
誰かが口にした食べ物、たとえばお母さんが噛んでやわらかくしたものを あげるのは感染の原因になります。寝かせつけ授乳・哺乳ビンは歯には
よくありません。お誕生過ぎには歯が何本も生えています。
これらの歯をむし歯にしないためにも断乳できるように心がけましょう。 |
|
1才半〜3才児のむし歯予防 |
 |
寝る前に何か飲ませていますか?寝る前の乳酸菌飲料、炭酸飲料、スポーツドリンク、100%ジュース、コーヒー牛乳などはやめて、お水、お茶にしましょう。起きているときは唾液がたくさん出て、口の中の酸を洗い流す役目をしますが、寝ている間はそれがストップしてしまいます。この時期のむし歯発生の主な原因はこういった生活習慣からきています。そろそろ、フッ素塗布を始めるのも良いでしょう。
歯磨きはまず遊び感覚で自分でやらせてみましょう。ご両親かご兄弟、誰かが一緒に磨いているのを真似するところから入るのもいいですね。最後にお母さんの後磨き。この時期、知らないうちに奥の歯が生えていた!なんてことがあります。明るいところで、特に上の奥歯に気を付けて。3歳児健診では不正咬合がチェックされます。指しゃぶりや物をくわえる癖などがあると指摘されるかもしれません。そういう癖は早めに絶ちきりましょう。 |
|
4、5才児のむし歯予防 |
 |
  |
4才を過ぎると歯と歯の間にむし歯ができることが多くなります。これはふつうの健診では見つけにくいものなので、気づいたときにはだいぶ進行ていたということが少なくありません。痛い、と訴えた頃には神経近くまで進んでいることが多いので要注意です。3,4ヶ月に一度はフッ素塗布をかねて検診を受けるのがお勧めの予防策です。 |
|
 |
|
 |